スポーツビジネスを自分でやってみて。


「自分以外の人にとって全く興味が無い記念日ランキング」があるとしたら、間違いなく、ぶっちぎりで1位になることでしょう。

スポーツビジネスが自分にとっての生業となってから、昨日で丸一年が経過しました。
※ちなみに2位は「自分1人で車の運転をした日」。3位は……心の中に閉まっておきます。笑

 

 

『スポーツビジネスを自分でやってみて。』

 

1年経った今、メチャメチャ楽しいです。
この1年は3年分くらいの時間があったように思うくらい長かったですが、
でもメチャメチャ楽しいです。

 

もともと“スポーツ業界に入りたかった”僕は、
大学生になってから運良くJリーグのチームでアルバイトをさせて貰ったりしたことで、
(アルバイトとはいえクラブスタッフとして働いた時の感覚は今でも決して忘れる事は出来ません)
その想いは更に強まり、それと同時に1つの気付きを得る事が出来ました。

 

それは、
“スポーツ業界に入ること”は決して「ゴール」では無く「スタート」なのだということです。

 

 

スポーツ業界に入った(この定義も曖昧ですが…)後、
何をしていくか。
自分はスポーツ業界で何をしたいのか。
そんな事を考えているうちに1つの結論に至りました。

 

「スポーツビジネスを自分でしよう。」
自分の中で明確な答えが出た時です。

 

 

以来、実際にアクションを起こして今日に至るのですが、
(この間の経緯やら起こった事やらは、書くのが大変なので興味ある人は会った時にさらっと聞いて下さい。笑)
今日は近頃思っている事について少々書こうかなと思います。

 

 

お陰さまで僕が仲間と共に経営をしている大学スポーツチャンネルという会社は、
優秀な仲間も増え、事業展開の可能性も広がり、少しずつではありますが軌道に乗ってきました。
そんなこともあり、最近では非常に恐縮ながら、スポーツ業界に入りたいという若手社会人の方や、大学生の方など沢山の方とお話する機会が増えてきました。

 

そんなとき必ず聞かれるのは「スポーツの仕事に就く為にはどうすれば良いですか?」との質問。

 

そんな相談をさせると、
じっとしているのが苦手で包容力も無く相談相手としては不適切極まりない僕はいつも困ってしまうのですが(包容力とはどうしたらつくものか…笑)
決まって出る最後の結論は、「やってみれば良いんじゃないですか^^!」としか言えず、
何とも無責任な答えばっかり返してしまっています。

 

でも、これは実は心の底から思っている事で、なんでスポーツ業界に入りたいんですが?と聞くと、

 

マイナースポーツで頑張っている彼らの姿を知って欲しいんです!

とか、

小さい子にスポーツを沢山経験させて健やかな社会を作りたいんです!

とか、

スタジアムを満員にして選手のサポートをしていきたいんです!

とか。

 

みんな実はそれぞれキチンとゴールが見えているのに、
それにも関わらず、
巷で聞こえてくる、
「スポーツ業界に入る事の難しさ」だったり
「スポーツ業界の賃金面での他業界との差」だったり、
色んな外的要因によって何か躊躇をしてしまっているように感じるんです。

 

学術上のスポーツビジネスの定義とか良く分かんないですが、
僕はスポーツビジネスというものを、
「スポーツを通した付加価値提供をすること」だと解釈していて

それが出来るのであればスポーツ業界に入るとかどうとか関係なく、立派なスポーツビジネスのお仕事なんじゃないかなと思っています。

 

 

だからこそ。

 

沢山のスポーツ業界に入りたいと考えている人には、
一人でも多くの人が「スポーツ業界に入る」ことではなく、「スポーツビジネスをする」ことに焦点をあてて、「スポーツを通した付加価値提供」というものをやって欲しいと思っています。

 

 

それはきっと皆が口を揃えて言うような、「Jクラブやスポーツメーカー」に入らないと出来ない訳では無く、

究極的には自ら会社を起業して自分でスポーツに関する事業をするも良しだし、

今働いている(もしくは就職する)企業が展開する事業において、

スポーツを何かしらの形で絡める事でより沢山の付加価値を生む様な(端的にいうとビジネスになるような)事を提案して会社として取り組むように動かすとか。

 

多分それぞれの人がそれぞれの立場で「スポーツビジネス」をすることは出来ると思っていて、
それ故に「やってみれば良いんじゃないですか^^!」という回答をしています。

 

 

 

自分は自ら事業を興すという選択をしましたが、

僕らがやっていることは
大学スポーツという分野において、

CSPark』というメディアを創り、情報発信という名の付加価値提供を行ったり、

サシイレ』というwebサービスを創り、チケット購入やグッズ購入とは違った応援のカタチという名の付加価値の提供を行ったり、

それらに付随して生まれるビジネスチャンスを活かして事業展開しています。

 

 

1つ前のブログでも書きましたが僕は、

自分がスポーツビジネスでの事業を志すようになってから1つ目標としていることがあって、

それは「スポーツビジネスの市場を拡大していく」ということで、

端的に、スポーツ界に沢山お金が入ってくる様なシステムっていうのを創りたかったんです。

 

 

今はその目標を達成するための第一段階となる山をせっせと登っている感覚です。

 

 

また、「大好きなスポーツの仕事が出来ているんだから、多くの給料を貰わなくても良いんだい!」
なんて発想は全くなくて、
大好きなスポーツの仕事をして尚かつそれに見合う報酬を貰えたら、
「それよりカッコいいことはないだろ!」と思っているので、
だからこそ、ここにいる事に満足せず、業界を発展させるための一役を担いたいと常々思っています。

 

 

 

『スポーツビジネスを自分でやってみて。』

 

気付く事が沢山ありました。
スポーツビジネスの世界は驚く程奥が深くて、
驚く程優秀な先輩たちが挑戦を重ねて来た事で、
こうして僕らもチャンスを手に出来ていると思っています。

 

偉大なる諸先輩方に負けず、
これから出てくる後輩の為にも「スポーツを通した付加価値提供」を続け「スポーツビジネスの市場を拡大していく」
そんな気概でやっていきたいと思っています。

 

そしてそんな気概を見て感じてくれた方が1人でも、

スポーツビジネスをやって、

スポーツビジネスの市場がどんどん拡大していくようになれば、嬉しいなぁと思っています。

 

 

スポーツビジネスが自分にとっての生業となってから、丸一年。

 

自分以外の人にとって全く興味が無い記念日ランキング1位の日の記念ブログでした。

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